【一陸技】第一級陸上無線技術士 攻略法 その1
はじめに
現在個人的に頑張っている資格のうち一つが、この「第1級陸上無線技術士」です。
無線技術の最上位資格とのことですが、ここでは詳しい説明は割愛します(ググればたくさん出てきます)
2020年01月の試験で「法規」「無線工学の基礎」の2科目合格しました。
次の7月の試験で、もう2科目の「無線工学A」「無線工学B」の合格を目指しています。
今回紹介したいのは、その時の勉強法です。
webの情報やアプリを駆使してかなり効率的に進められたのではないかと思っています。
おかげで、「法規」「無線工学の基礎」を2週間で取ることができました。
そこで、今回はその参考情報をまとめましたので、以下のテーマ分けで紹介したいと思います。
- 私のバックグラウンド
- 法規
- 無線工学の基礎
- テクニック的対策(最終手段)
私のバックグラウンド
大学院で工学を修了
→物理、数学の基礎知識は比較的ある方だと思います。
→電磁気学は受けたことあったかな、、、ぐらいのレベルです。大学受験程度だと思います。第一級陸上特殊無線技士(2018年10月)
→とは言っても直前詰め込みであったため、知識はほぼ抜け落ちておりましたが。。。
→当時は、過去問を丁寧に解説してくれる神のようなサイトがあったのですが、現在は閉鎖されているようです。。。
購入した書籍、アプリ
「第一級陸上無線技術士 試験問題集 第3集」吉川忠久(東京電機大学出版局)
- 法規、無線工学の基礎を進める上では正直必要なかったな、、、と思います。
- 全ての問題に解説があるわけではなく、回答ポイントも紹介されないため、自分でどこが大切なポイントなのか見抜けない初学者にとっては優しくないと感じました。
- 「無線工学の基礎」では、あえて難しい方法で解答しているな、と思う部分がいくつかありました。個人的には、あくまで試験なので、簡単な方法で解けるのならそれでOKだと思っています。
「一陸技 無線従事者国家試験問題解答集」(一般財団法人情報通信振興会)
- 定番(?)の過去問集です。解法も簡単に記載されています。正直、本としてはこれだけあれば十分かと。さらに言うと、過去問はwebでも公開されたりしているため、「紙でなくても全然やっていける!」って人は何も買わなくて良いかもぐらいです笑
「一・二陸技」Hiroshi Sato (iPhoneアプリ)
appadvice.com
* 最強の過去問集です、特に問題の解説はありませんが、正答率と間違えた問題を記憶してくれるため、反復練習に適しています。
* 特に計算の必要のない「法規」はこのアプリのおかげで通勤途中やベッドに寝転がってる間でも勉強できました。
* 唯一難点は、収録年数が3年分と少ないことです(私は5年分やりました)
「法規」の進め方
- やみくもに過去問を解いても無駄です。どういうポイントで引っ掛けてくるのか、どういうポイントを押さえていれば回答できるのかを意識すると多少問題文が違っても自信を持って解答できます。
- 以下のサイトでは、法規の過去問を、テーマごとに分類し、また回答のポイントを示してくれています。
- 進め方は
1週目:
アプリの問題を一文ずつ、上記webページで確認、ポイントを覚える(同じような問題が過去問で何度も出てくるのですぐに覚えられると思います)
2週目:
アプリで解き直す。解答ポイントが思い出せないものは、再度上記ページにアクセスして、スクリーンショットを撮ってすぐ見れるようにしておく。
X週目:
だんだん問題文見ただけで答えがわかるようになってきます笑 どの年度も9割下らなくなれば終わりでいいと思います。 - ただ、もう一度言いますが、アプリは3年分しか収録されていないため、もう2年分ぐらいは他の過去問でカバーすると良いと思います。
「無線工学の基礎」の進め方
- 以下サイトに効率的な解き方がまとめられています、個人的には一番分かりやすかったです。(ただ、ブログ内で問題を検索するのが面倒。。。) plaza.rakuten.co.jp
- 進め方は、過去問を開いて、ぱっと見で意味わからない問題はブログで調べる(エントリーをたどるか、ブログ内検索でキーワードで探すか)
- それでもわからない場合、ブログ内でも紹介されていますが、以下のような電験の解説サイトを参照したり、youtubeでキーワード検索かけたりすると結構類題を解説してるものがあったりします。
テクニック的対策(最終手段)
ここまでは、正攻法を紹介してきました、、、ですが、他のペーパーテストがそうであるように、裏技的な手法がいくつかあります!
非常に効果的な手法であると思いますので最終手段として参考にしてみてください。
ちなみに、以下は全て上記ブログ「現代とはいつから」の投稿を参考にまとめ直したものです。
のぞみテクノロジー出題予想(http://www.nozomi.pw/information/index.htm)
- 過去の出題傾向を解析して、出題確率が高い問題をリスト化したものを販売しています。
- 目標正答率に対して、過去問のどこを勉強すれば良いのかを教えてくれます。
単位のみに注目して解く方法(https://hack-le.com/44840069-2/)
- 計算問題の解答の中には、ありえない単位や式のものが混ざっていたりします。計算がよくわからなくてもこういった選択肢は初めから排除できます。
工学AB基礎の必勝法(https://plaza.rakuten.co.jp/maro20020809/diary/201905270000/)
- ここではあえて説明しませんが、こういう考え方もあるのかと参考になります笑